日々少しずつ。文学

読んだ本や考えたことについて書きます

まなざしの倒錯

年が明けてから延々と苦しめられてきたレポートもついに終わったと言うことで、昨日神奈川芸術劇場で開催されていた冨安由真展|漂泊する幻影を見に行って来たので、その感想を簡単にまとめておければと思います。 はじめに、 開催概要について簡単にまとめ…

「オレステスとピュラデス」感想 ギリシャ古典演劇の再演とその現代的意味

ずいぶん頻度が空いてしまいましたが、昨年末に見て面白かった演劇「オレステスとピュラデス」の感想です。本当はすぐに書きたかったのですが課題などがありバタバタしてしまい遅くなりました。そんな感想を今になって発表しているのは授業のレポートを書く…

「ゲルニカ」鑑賞記録

三日坊主からしばらく更新が止まっていましたが、観劇をしてきたのでまたその記録を書きたいと思います。今日見てきた記憶に基づいて書いているので内容には私の勘違いが存在したり、思い出す段階で無意識で内容に修正を加えていたりする可能性がありますが…

ミステリーにおいて背景化される証拠について

近いうちにアガサ・クリスティ「アクロイド殺し」についての簡単な発表を行うことになったので、ここ数日ミステリーをいろいろ読んでいます。読んでて少し気になったのがタイトルの通り、証拠についてです。 有名な著作なのでご存知の方も多いと思うのですが…

安藤宏「『私』をつくるー近代小説の試みー」

安藤宏先生の「『私』をつくるー近代小説の試みー」を読みました。

ブログ始めました

いろいろな本や論文を読んだ後に自分の中でしっかり咀嚼せずに終わってしまうことも多いなと思うことが増えてきたので自分にプレッシャーをかけるつもりでブログを始めました。 読んでみて面白かった本や考えたことなどを備忘録的に書いていければと思います…